欧州2024・備忘録・ロンドンへ⑬-ツェルマット→ジュネーヴ→ロンドン、ロンドンの地下鉄はクレカをタッチするだけで便利+お得-

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7月5日金曜、ロンドンへの移動日。

ロンドンは初めて行くので楽しみ。だが冒険の旅も2週間が経ち、実はへとへと。東京にいる時でも休みなしに2週間続けてお出かけすることはないのに。。しかも毎日10,000~20,000歩、歩き回っている。自分なりに好きな海外の旅の限界に挑戦という感じか。これも還暦過ぎてリタイアし、会社の縛りがなくなったおかげだ。体力がまだあるうちだけか。

チェックアウトする時にホテルの人に「とても楽しかった。またここに来たい。」と言うととても喜んでくれる。「See you soon.」などと言ってくれる。

ロンドンへは、Geneve 15:10発ヒースロー空港行きのBritish Airwaysを予約している。土曜発はとても高かったので金曜に予定変更したもの。ツェルマットは小さい街だが、2日間晴れてくれて、3泊でちょうど良かったかも。

朝の7:13にはツェルマット駅にいた。改札は無く、列車内で車掌さんが必ずやってきてチケットをスキャンしてくれる。

ツェルマットージュネーヴは遠いので、7:37発の列車に乗った(Saver Day Pass・一日乗車券購入済 CHF59)。スーツケースの免税手続きをしなければならないしお昼も食べるし、国際線なので2時間前くらいに着いておきたい。

Teash(テッシュ)駅に着いた時、列車のトイレに入ったら外で何かアナウンスをしている。駅員さんが声をかけてくれたのであわてて出ると「Madame、ここで全員降りなければなりません」と教えてくれた。先日の洪水の影響でまたVispまでバス移動のようだ。
スーツケースを転がしホームを全速力で走り、斜面を下りて下に行くと、何人かの駅員さんが、「あちらからフィスプ行きのバス」と出口を指さしている。プラカードもあった(耳が聞こえなくてもわかるようにか)。川沿いの列車なのでよくあることなのかも。

焦ったが、バスに乗りGoogleMapで調べると、空港には余裕で間に合いそうだ。良かった。

モントルー近くのレマン湖。濃いエメラルドグリーン。フレディ・マーキュリーも気に入っていた街。こんな湖を見ながら暮らせたらいいな。

無事、Genève Aéroport駅に着き、歩いてすぐのジュネーヴ・コアントラン国際空港のターミナル1に向かった。
カフェのソファはたくさんあった。そこでランチをして休み、出国審査をしてから税関と書いてあるところへ向かった。封筒に入った書類に免税手続きのハンコをもらって投函しなければならない(と思っていた)。

税関とおぼしき所へ行き列に並ぼうとすると、中東かインド系の若い女性の係官が、私の書類を見て、スマホのGoogle翻訳を駆使して、日本語を表示して教えてくれた。
「あなたの書類には必要なことがすでに記入してあります。並ぶ必要はありません。この窓口の中にいる担当者は免税手続きをする人ではありません。免税の現金を渡す人たちです。封を開けたままそこのポストに入れてください。まとめて後でサインをします。」という内容だった。
ハンコはここでもらわなくていいらしい。言われたとおりに投函した。Merci.

あとでクレジットカードの明細を確認したら、ほぼ同じ日に免税額が返金されていた。スーツケースを購入したクレジットカードである。(初めてなのでよくわからないが、Grobal Blue というシステム)

そんなこんなでやっとロンドンのヒースロー空港に初めて降り立った。
掲示板にスーツケースが出て来るレーンが6番と書いてあったので、皆で待っていたがいつまで待っても出てこない。そのうちアフリカ系とおぼしき若い女性たちが確認に行ったらしく「4番に荷物が出ている」と皆に教えてくれた。お礼を言うと「荷物あった?ならOK」と帰って行った。

ロンドンが一番素晴らしいと思ったのは、タッチ式クレジットカードをSUICAのように使えること。改札でタッチすると、特定の個人を記憶してくれて地下鉄に乗れ、またタッチで改札を出られる。また「Daily Cap」といってゾーン2までなら、一日に何度乗り降りしても8.5イギリスポンド(1,605円:2024/09/19レート)までしかかからない。つまりそれ以上は乗り放題。一日であちこち行きたい旅行者にはありがたい。
SUICAのイギリス版であるOyster Card(オイスターカード)もあるが、それを買う必要もない。タッチ式クレカでOK!
(※iPhoneのウォレットにクレカを登録しても使える。ただ、2024年7月は私のJALカードは対応してなかったっぽい。使えなかった。今確認したら使えるみたい)

これは日本もインバウンドの利便性のためすぐ取り入れるべきだ。新宿などでも外国の旅行者さん達がたくさんいて、いちいち切符を買うのは大変そう。昔、NHKのプロジェクトXでSUICAの開発が大変だったというのを観たが、もう時代は変わった。タッチ式クレジットカードは世界共通で使えるのでJRも早く進化した方がいい。

ホテルはグロスターロード(Gloucester Road)から歩いて4分のヴィラ・ケンジントン。ここも一年前に予約した。駅近で便利だった。朝食付きにした。
ヒースロー空港ターミナル5駅から、ピカデリーラインでグロスターロードへ行く(44分)のが一番安い。地下鉄は日本より全然狭いが、クレカ一枚あれば切符を買う必要もなく便利。エリザベスラインも開通したらしいが、皆、素通りしピカデリーラインに向かって歩いていた。

The Villa Kensington 入り口。イギリスっぽくていいね

シングルルーム。窓の外も緑で居心地が良い。ロンドンでは、テレビをつけるとウィンブルドンのテニスをやっていた。もしテニスファンなら観に行ったのかも。

少し休んでから、グロスターロード駅の近くに、スーパーマーケット「Waitrose & Partners」があったので、マグロとサケの刺身とミニ寿司(ロンドンにたくさんあるwasabiという店が出店していた)、ブルーベリーや水、ビール等を買いに行った。長い一日が終わった。

外は小雨が降っていて、気温16℃でちょっと寒いくらい。

明日と明後日は予定を入れていないのでゆっくり考えよう。

続く

※これも役に立った「地球の歩き方・イギリス

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