フランクフルト国際空港（Flughafen Frankfurt am Main）からフランクフルト中央駅までは近い。ドイツ語のFlughafen（フルークハーフン）はAirportのこと。
Sバーンは、S８またはS９の「Hanau Hbf」行きまたは「Offen bach」行きに乗れば良い。
12～15分でフランクフルト中央駅（Frankfurt (Main) Hbf）に着いた。列車を降りる時はボタンを押す。全体を把握するため駅正面から出てみた。駅の周りで老いも若きもタバコを吸っていて煙たい。今の日本ではない光景かも。道に座っている路上生活者っぽい人も結構いる（道がところどころ臭い。。）。
路面電車の線路を向こう側へ渡り、左に少し歩いたところのホテルマンハッタン（ドイツだけど）に4泊した。スーツケースを持っているので駅から歩いてすぐのところが安心だ。
Booking.comで、予約後変更不可の最も安いプランで442ユーロ（4泊）であった。朝食は予約時は付けなかったが、到着時に付けた（現地で税込み1食2,500円くらい）。
ホテルの部屋に入り、冷蔵庫の中を確認した。水500mlが425円、ビールも600円代。円安だからなぁ。近くにスーパー（Rewe）があるので、水、ゴーダスライスチーズ、ビール等を買う。全部で5.8ユーロ（986円）で、やはりスーパーは安い。
スーパーにはビールを箱で買いに来ている若者達がたくさんいた。これから土曜日を皆で楽しむみたい。21時くらいで外は明るい。
翌、日曜日、朝のビュッフェでたくさん食べて気合を入れ、フランクフルト中央駅のインフォメーションに「フランクフルトカード・2日間用（19ユーロ）」を買いに行った。が、それは駅にはなく、レーマー広場のインフォメーションにあるという（ご注意）。徒歩18分で街歩きを兼ねてレーマー広場まで歩く。風が冷たく気持ちが良かった。
↓フランクフルト中央駅を背にして、タウヌス通りをレーマー広場に向かって歩く。
フランクフルトカードは、市内のSバーン・バス・市電が乗り放題になる上、ゲーテハウス、シュテーデル美術館等の主要博物館の入場料が最高50％割引になるカード。
折角フランクフルトカードを買ったのだが、そこで昨日の長い一日の疲れが急に出てきて電池切れな感じに。やはり時差はつらい。
何故か街にはやたらとスイス国旗の服を着た人達がいた。
ケバブサンドとバナナを買ってホテルに戻って休んでいたら、外を歌いながら道一杯に広がり歩く群衆が見えた。皆、スイスの国旗がついた服を着て、気勢を上げていた。楽しそう。夜、テレビをつけるとサッカーをやっていた。これが理由だったんだ。
欧州サッカー連盟（UEFA）主催のUEFA欧州選手権「UEFAEURO」が、6月14日～7月15日に行われたらしい。（日本ではFIFAの方ががよく知られている）
6月23日（日）は、スイス対ドイツの試合がドイツのサッカー専用スタジアム「Deutsche Bank Park（ドイチェ・バンク・パーク）」で夜9時から行われていたのだ。
スタジアムは、フランクフルト中央駅から2駅目の「F-Stadion」駅。ちなみに3駅目は国際空港。
欧州の人は愛国心がすごい！
翌日はゲーテハウス、アルテオペラ（Alte Oper）、マインタワー（Main Tower）の展望台に行く。シュテーデル美術館は月曜日は休館日。
↓ゲーテが暮らした家の台所。料理ひとつ作るのも大変そうだなぁ。
↓マインタワー（Main Tower）の展望台から見たフランクフルト。この辺りは金融街らしい。
Google Mapで調べて夕方、S6に乗って、Apfelwein Daxというドイツレストランに行く。予約していなかったが夕方早くガラガラの時に行ったら入れた。フランクフルト名物でグリーンソースが特徴のグリューネ・ソーゼ（Grüne Sose）とアプフェルヴァイン（リンゴ酒）を注文した。
クレソン等が入っているグリーンソースは爽やかな味でじゃがいもも美味しかった。
向かいのテーブルのおじ様二人組がご機嫌で酔っぱらっている。そのまた向こうのご夫婦と「ドイツの新しい友達と乾杯～」などと盛り上がっていた。向こうの人は赤の他人にもニコニコと笑いかけてくれる。なんとなく「どこから来た」「それは美味しいか」とか話してみると、スコットランドから、昔からの友人と二人でサッカー観戦にフランクフルトに来たとのこと。スコットランドにも旅行に来たら？というので「Next time!」というとまた盛り上がってくれた。
そして家族の写真等をスマホで見せ合ったり、日本は貧乏になったと愚痴ったりした（笑）。みんなで笑った。おじ様達は今はリタイアしていて、以前は海底のトンネル？関係の仕事をしていたとのこと（英語力不足で詳しくは不明）。私もリタイアしていると言って年齢を言うと私の方がひとつ年上で、それでまた盛り上がった。
中学英語くらいのレベルでも楽しく会話はできるなぁ。楽しい。
続く
※地図もあり情報量が多く頼りになる「地球の歩き方・南ドイツ」
アルテオペラの前の公園に、野うさぎがいた。
