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  3. 欧州2024・備忘録・チューリヒからグリンデルヴァルトへ移動⑥

6月28日(金)は移動日。朝、9:20チューリヒ発の列車(IC)をSBB(スイス連邦鉄道)で予約してある。スイスは鉄道代が高いので、かなり以前に「Swiss half fare card」(ハーフフェアカード:列車やロープウェイ等が半額になるカード)を買って、それを使ってSupersaver Ticketを買っていた。Supersaver Ticket(スーパーセイバーチケット)は、最も安く、払い戻しができない切符だ。早めにチケットを買えばこれを買えるらしい。

なので、何としても乗り遅れる訳にはいかない。
SBBの切符の種類には他に、Saver Day Pass(セイバーデイパス)というのもある。これは1日乗車券なのでそのルートなら何時に乗っても構わないという切符だ。
ホテルから徒歩6分で駅なので朝早い列車にした。9:32チューリヒ発で、グリンデルヴァルトには12:10に到着する(2時間38分)。そうすれば移動だけでなく、午後に観光もできる。

※ここで備忘録。SBBのサイトで、「チューリヒ-グリンデルヴァルト」の切符を予約する時に、Google Mapでルートを確認しながら予約した。最初間違えて「チューリヒ-グリンデルヴァルト・ターミナル」駅を予約してしまい、一旦キャンセルした。「グリンデルヴァルト・ターミナル」駅は、ゴンドラリフトの乗り場の始発駅で「グリンデルヴァルト」駅とは別なのでご注意を。

チューリヒ中央駅に大きい電光掲示板があり、そこに何番線か表示されるので、それを見てそのホームに行けば良い。出発順に結構ギリギリ(10分前)くらいに表示されるので焦った。(下から2番目の09:32発 Bern Lausanne 経由 Geneve Aeroport 行きのIC:31番線)↓

上に、4か国語で「出発:Departure」と書いてある。Gleis(グライス)はドイツ語=platform

31番線はわかったのだが、ここから結構遠く、しばらく行ってエレベーターをひとつ降りて地下道へ行き、さらにエレベーターで下りたプラットフォームであった。1等車を予約してたので探して乗る。汗
たぶん食堂車が近くにあったのか、注文を聞きに来てくれたので、コーヒーを頼んだら持ってきてくれた。スーツケースもあるので助かる。Danke schön.
ICなので、トイレもある。

ベルンで乗り換え、インターラーケン・オストでも乗り換えた。大きいスーツケースを転がして走るのだが、ありがたいのは、エレベーターはないが緩い傾斜の坂道を下って地下道を通り、また坂を上ってプラットフォームに行き乗り換えできたこと。階段は辛いが坂はラク。日本もホームに坂道があれば、人が多くてもエレベーター待ちをしなくて済むのかも。車椅子もベビーカーも行けるし。土地がないのか。いや作ろうと思えばできる。

そこそこ重いスーツケースを持って列車の段差を上ったり下りたり、乗り換えで走ったりするので、旅行は足腰やら腹筋が丈夫なうちにした方が良いな。

ローザンヌ、ベルンの街を横目に、緑の湖面が美しいトゥーン湖も横目に見ながら、グリンデルヴァルトに着いた。(ベルンからのICは、左側に座ると、美しいトゥーン湖を眺められるのでおすすめ)

おー!!アルプスが見えるとテンションが上がる。グリンデルヴァルト駅↓

駅からすぐの「Hotel-Restaurant Central Wolter」のオープンテラスでランチを摂った。ツナ(まぐろ)のソテー。野菜、じゃがいも、果物もついており美味しかった。(左の黄色いのはバター)

グリンデルヴァルトの宿泊は、「Alpenhof(アルペンホフ)」の併設の「Ferienwohnung Uf dr Liwwi(フェーリンヴォーヌン・ウーエフドクタリヴィ:ホリデーアパートメントLiwwiという意味らしい)」。チェックインやチェックアウトは隣の「Alpenhof(アルペンホフ)」で行う。アルペンホフにはレストランもあるので食事もできる。
ここも駅から近いところにしたのですぐかと思ったら、急な坂を上ったところにあった。地図だけ見ていたからわからなかった。一旦駅まで戻り、すぐ左の道を行き、右に曲がり、クロイツ通りを上るのがまだラクでおすすめ。
それがわからず最初、スーツケースを持ってCOOPの先の細い道を左に上ったが、途中がすごく急な坂道で大変だった。
いっそ電話をして車で迎えに来てもらうよう頼めばよかったみたい。

行かなければわからないことだらけだなぁ。。机上の空論とはよく言った。ホントやってみなければわからない。

キッチン付きの部屋。お皿、ネスプレッソマシン、カトラリー、フライパン、トースター、塩コショウ、グラス、冷蔵庫、まな板、包丁、ザル、アルミホイル、ラップ、食器洗剤、スポンジ等がありとても便利であった。他で泊まったホテルよりは少し高かったかも。

この部屋は一人用で狭いが、戸建て風で落ち着けた。

窓からの眺めも緑とアルプスの山々であった。

日が当たると、

外からの入り口↓

グリンデルヴァルトでは、滞在者に街のバスに乗り放題のカードをくれる(滞在期間中有効)。運転手さんに挨拶して見せれば良い。

チェックインは16時だったので、ホテル「アルペンホフ」に荷物を預けて取り急ぎフィルストへ向かった。

駅前のバスロータリーから、121,122,123のバスに乗り「Grindelwald, Firstbahn」で降りる。左の道を行くとすぐに「Firstbahn」駅があるので、ゴンドラリフトの「First」までの往復切符を買う(もちろんハーフフェアカードのQRコードを見せて半額で)。

First往復のチケット代は72スイスフラン(CHF72)で、今円高になってきたレートで12,267円。スイスで列車に乗ったりゴンドラリフトに乗りまくるには、半額になるハーフフェアカードはあった方が良いなぁ。

フィルスト(First)
フィルスト(First)

お店で休憩

駅前のスーパーマーケット・COOPでブルーベリーやベリー類(旬だったと思う)、ヨーグルト、牛乳、ネスプレッソカプセル、パン、チーズ、ハム等を買って帰った。

続く

うちでも愛用しているネスプレッソマシン。夏はアイスカフェラテが美味しい。
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※私はこれが役に立った「地球の歩き方・スイス

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