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  3. 堀内 充 BALLET COLLECTION 2022 を観た

5月27日(金)めぐろパーシモンホール。

この舞台には私の先生、田島由佳先生、和田優奈先生、佐藤祐基先生の計3人が出ていらした。いつも教わっているのだけど、先生のガチの演技はなかなか観られないので有難く拝見。当然ながら完璧なパフォーマンスに感動した。

一緒に行った友人によると、主催の堀内充氏のお父さま(堀内完氏)もレジェンドであったらしい。

演目は以下↓

★金と銀・・・オペレッタ「メリーウィドウ」で知られる音楽家レハールの曲で、欧州の舞踏会のような男女の踊り。衣裳も優雅な踊りも夢の世界のよう。動く宝石のような輝き。由佳先生と優奈先生が踊られた。

★胡蝶・・・和をモチーフに、能楽を参考に作られた踊りで、2008年に日仏友好イベントの一環でルーブル美術館内特設ステージで上演したそう。フランスでウケそうな和の演出。巫女を思わせるような衣裳と雅楽も取り入れた、神に奉納するかのような踊りであった。牧阿佐美氏のパドドゥ「胡蝶」が創るきっかけになったそう。

★EPISODE/エピソード・・・ピアニスト・小佐野圭氏のピアノで。バッハ「G線上のアリア」、ラフマニノフ「Op32-12前奏曲」、プーランク「愛の小径」、ショパン「英雄」との饗演。先生方三人とも出演された。

★カード遊び・・・音楽・ストラヴィンスキー、演出及び振り付け・堀内完、美術・朝倉摂。1982初演。トランプのポーカー3番勝負(?)がモチーフ。ジョーカー、キング、クィーン、トランプ達によるユーモアあふれる踊り。祐基先生が出演。

なんと最前列での鑑賞。
踊りはその時だけの芸術なのでどんなに素晴らしくても消え去っていく。言葉では伝えきれない。その時間を味わうしかない。生きていることも同じことかも知れない。

素敵な舞台だった。
こちら不肖の生徒ながらやる気だけはアップ(笑)。何年もかけて筋力を付けていこう。
来年もできれば観たい。

↓ホールでもらった別のチラシ。堀内元氏も堀内完氏の息子とのこと。2022年7月22日にメルパルクホールにて公演予定らしい。

堀内元・BALLET FUTURE 2022

チラシの裏を見ると、時々YouTubeで観ているスロバキアのブラチスラヴァでバレエダンサーをしている「ちあこちゃんねる」のちあこさんが出る模様。本名らしき名前が。
コロナ禍でも、ブラチスラヴァの街歩きや生活、日本から戻る時のウィーンの空港の様子など海外旅行気分を味わわせてくれて興味深く観ていた。
この舞台も日本を含め世界で活躍する日本人バレエダンサー達が出演されるので観たいかも。

めぐろパーシモンホール