2023年日本公演 英国ロイヤルバレエ団・ロイヤルセレブレーション、新国立劇場バレエ団・白鳥の湖など(2023年上半期のバレエ観劇・備忘録)

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今年もあっという間に半年が過ぎ。。

一番最近観たのは、英国ロイヤルバレエ団・ロイヤルセレブレーション 2023年日本公演(6月25日東京文化会館)だが、もう1か月以上経ってしまった。。。汗

今夏は、コロナ明けで来日ラッシュ。。今週はパリ・オペラ座バレエ団も来ており忙しい。

ロイヤルセレブレーション【演目】
①FOR FOUR(日本初演)・・・アクリ瑠嘉、マシューボール、ジェイムズ・ヘイ、ワディム・ムンタギロフ
②プリマ(日本初演)・・・フランチェスカ・ヘイワード、金子扶生、マヤラ・マグリ、ヤスミン・ナグディ
③田園の出来事・・・ラウラ・モレーラ、ギャリー・エイヴィス、ワディム・ムンタギロフ、メーガン・グレース・ヒンキスなど
④「ジュエルズ」より”ダイヤモンド”・・・高田茜、スティーヴン・マックレー、などなど

「田園の出来事」、言葉はなくても皆さん、演技力がすごい。バレエは演劇であるとつくづく思う。ワディム・ムンタギロフ、ギャリー・エイヴィスが出ていてうれしい。プリンシパルのラウラ・モレーラは今季でダンサーは引退するらしい(シンデレラの幕間インタビューで話していた)。


【映画】6月21日:英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン「シンデレラ」(4月12日公演の映像)

【出演】シンデレラ:マリアネラ・ヌニェス、王子:ワディム・ムンタギロフ

シンデレラの義理の姉にアクリ・瑠嘉、ギャリー・エイヴィスが女装して演じていたのだが、これがツボであった。ギャリー・エイヴィス、歩きながらネックレスを首でグルグル回して観客は大笑い。かと思えば、巨大な扇の羽の中から顔をヌッと出してまた観客は爆笑。
ギャリー・エイヴィスは、プリンシパル・キャラクター・アーティストで、ロットバルト役やドロッセルマイヤー役などで観たことがある。背の高い芸達者なダンサーでほんとファン。
日本出身のアクリ瑠嘉もコミカルな演技で、この後で観た「FOR FOUR」では役のギャップが楽しめた。仙女役の金子扶生も素敵であった。


6月18日 新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」(於:初台)

【オデット/オディール:小野絢子、ジークフリート王子:奥村康祐】

友人のご主人が急遽仕事で観られなくなったためお呼ばれ。普段は座らないものすごく良いお席であった。感謝。久々の新国立劇場バレエ団で久々の白鳥であった。最終日。
ストーリーはわかっていても最後は二人が湖に身を投げてしまい哀しい。最後に王子の友人のベンノが死んだ王子の亡きがらを抱いて歩いてくるのも哀しい。

男性ダンサーが皆さん、一昔前と違って(笑)シュッとしている(現代の若者世代)。総じてイケメンな感じだ。女性の群舞も、外国の女性ダンサーは筋肉質だが、日本人ダンサーは上半身がすらっとしていると感じた(こちらも若そう)。
幕間にホワイエでスワンシュー(スワン型のシュークリーム)が食べられたようだ。昔の踊りのお仲間とも遭遇。

いつも習っているバレエスタジオの先生のご主人がベンノ(王子の友人)役で出られていた。誘ってくれたバレエに詳しい友人に教えてもらった。笑
いろいろ身近な発見があって楽しい。


【映画】3月25日「赤い薔薇ソースの伝説」

2022年、11月16日にロンドン・Covent Gardenで行われた舞台のライブシネマ。もしロンドンに住んでいたら絶対観に行くよなぁ、と想像するレアな作品。

ロイヤル・オペラ・ハウスのファン組織「Friends of covent garden」の60周年を祝うプログラムで古典、現代作品等々、幅広さと多様性を余すところなく披露した豪華なガラ公演であった。カンパニー初演がひとつと世界初演の踊りが4つもあった。

これも3時間9分と長いのだけど、あっという間であった。
友人と遭遇し、あらすじを読むように言われて急いで読んだ。
事前にあらすじを読んでおかないと踊りだけでは理解するのが難しい内容だったので助かった。ありがとう。
演劇性の高い内容。
長くなるので詳しくは省略。。


【映画】2月28日:英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2022/23 ロイヤル・バレエ「ダイヤモンド・セレブレーション」
・・・こちらは映画。先日、日本で観た舞台とは演目が多少異なっていた。