もう昨年のことなのだが、2024年11月13日水曜、パリ・オペラ座バレエ団の「白鳥の湖」をシアタス調布で観た(2024年6月にパリのオペラ・バスティーユ劇場で公演されたもの)。
ダンス仲間から映画化されIMAXで上映中であると教えてもらった。
昨年は旅行の予定があったので、バレエ団の来日公演を観に行くのは自粛していた(高額ゆえに)。なので2月のパリオペの来日公演もスルーした(8月のバレエフェスも)。
イギリスのロイヤルバレエ団のロイヤルバレエシネマは、イギリスでの公演を数か月以内に大方日本の映画館で観られるものなのでほぼ観に行っている。昨年もほぼ観に行った。
パリオペも観られるのか。しかも、バレエ作品がIMAX認証カメラによって収録された「Filmed for IMAX」作品として劇場公開されるのは、今回が世界でも初めてのことらしい。
たまたまその時練習していたバリエーションが、白鳥の湖の第三バリエーションなので急に観たくなった。(実際練習中の第三バリエーションは、先生の好みでヌレエフ版ではない方の振り付けなのでたぶん観られないとは思ったが。。)
調べたら翌日が最終日とのことで観に行った。
IMAXは、眼鏡をかけないで観るタイプ。
カメラがドローンのようにグーンとダンサーに近づいたり、俯瞰したりと臨場感があった。これは初めての感じ。。
また、天井からのカメラでコールドの踊りを観られたのが面白かった。バレエで観たのは初めてかも。(デビット・バーンの「アメリカン・ユートピア」ではミュージシャン達が楽器を演奏しながら舞台を歩き回るのを上から撮っていた)
上からなので、白鳥の白いチュチュがお花のように細かく揺れながら、回ったり。移動したり。
場所移動や動きが統制が取れていて乱れがないのがすごい。
珍しいロットバルトのソロもあった。
とても素晴らしかった。
ただ、撮影用で無観客だったらしく拍手は入っていなかったなぁ。
オデット・オディールは韓国出身のパク・セウン。王子はポール・マルク。
日本人・日系のダンサーも出ていた。詳細はこちら(東宝東和のサイト)
東宝東和のサイトで、パリオペラ座バレエ団が2024年のパリ五輪にも参加していたことを知った。(you tubeで観られた)