少し前のことになるが、4月の後半にひとりで京都に行った。
今回の主な目的は神社仏閣巡り。
以前に京都と金沢に行こうとしていて、コロナで飛行機がキャンセルとなり行けなくなったのでリベンジをしてみた。
旅行の楽しさは、準備で調べている時、実際にそこに行った時。どちらもワクワクする。
行ってみて、体力と相談しながらその時の気分で行くところを決める。
羽田からマイルを使って伊丹に行き、リムジンバスで京都駅に行くまではGoogle MAPで調べていた。
ホテルまでどの市営バスに乗ればいいのかわからなくて、京都駅のインフォメーションで聞いた。乗り方は東京と違ってバスの後ろから乗る。乗ってから前のマダムに「あとで電子マネーをタッチするんですか?」と聞くと、
「そう。降りはる時にな。」
京ことば、素敵だなぁ。
今回行ったところ↓
・目疾地蔵尊 仲源寺、安井金比羅宮、八坂神社、三十三間堂
・比叡山延暦寺、日吉大社
・大将軍八神社、伏見稲荷大社
平日で旅行客も少なく全体的に空いていた。
忘れていた旅行の楽しさを思い出せた。
祇園あたりで、目疾地蔵尊 仲源寺を探して見つからず、裏道で舞子さんに道を聞いてしまった。目の病気にご利益があるという目疾地蔵尊さんとは目が合う。目ぢからがすごい。
三十三間堂では、堂内に香っていたものと同じお線香と、お写経を父のために購入。
比叡山延暦寺には京都市内からバスと電車を乗り継ぎ、叡山ケーブルと叡山ロープウェイに乗り、さらにバスで向かう。
東塔の大講堂に着くとちょうどありがたい読経が始まった。延暦寺メイン(?)の根本中堂は外装を改装中であったが、中には入れた。お焚き上げを行っていた。
うちの近くにある深大寺の元三大師さまが修行したのも延暦寺とのことで、元三大師堂というのもあったので行った。
延暦寺とはは山全体のことらしい。
帰りは坂本ケーブルで山を下り、途中で琵琶湖が見えた。
日吉大社を詣で、電車で京都へ戻った。なかなかの遠足であった。
伏見稲荷大社では、10代くらいの娘さんとお父さんが稲荷山山頂を目指していた。お父さんが少し脚の悪い娘さんを優しく励ましながら。少しだけ脚にマヒがあるようだった。いつも二人で登っているんだろうな。
皆それぞれ、背負うものは違う。
伏見稲荷大社の抹茶そば、美味しかったな。
四条西洞院の近くの三井ガーデンホテルに四泊。初日のチェックイン時にクレジットカードで全額前払いであった。これでは途中で宿を変えようと思っても難しいのかも。前に岐阜に行った時も前払いだったかも。カードキーだからこうなのかなぁ。
宿は大浴場があるところが好き。朝の目覚め時と夕食前に大浴場に入るのが旅の楽しみ。
バイキングの朝食も嬉しかった。朝から、だし巻き卵を焼いてくれる。
最終日に、有名店の山元麵蔵に行きたかったが、電話がつながらず予約が取れず残念であった。そのうち行こう。
用事がある時しか来ていなかった京都。京都市内の街歩きができて満足であった。飛行機もリムジンバスもロープウェイも地下鉄も乗ったし。地図もやっと頭に入った感じ。
知らない街を探検するのは海外も国内も変わらず楽しい。フルタイムの仕事をしていた時は有給休暇をつないで業務の様子をみながら綱渡りで旅行していたが、やっと平日に行けるようになったと思ったらコロナ禍であった。
これからもいろいろ行けるように体力と気力を高く保とう。
まだまだ行きたいところはたくさんある。