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  3. 欧州2024・備忘録・ロンドン⑭-ケンジントン宮殿、コベントガーデン、ロイヤルオペラハウス-

7月7日(土曜)、8日(日曜)休養と街歩きの日で、予定はない。
月曜は少し郊外のウィンザー城、火曜はストーンヘンジを見に行く予定。

Google Mapを見ると、ケンジントン宮殿が近い。歩いて22分くらい。故ダイアナ妃が結婚後15年間住んでいた。今は2011年に結婚したウィリアム王子とキャサリン妃、3人のお子さん等が住んでいるそう。見学できるので行ってみよう。

ホテル近くのグロスター・ロードとクロムウェル・ロードの交差点。風が強く寒い。

交差点を渡ったところの景色。おしゃれな通りだと思っていたが、今調べてみるとモンタナホテル。それほどお高くないみたいだが、私が調べた時はシングルルームはなかった。

ケンジントン・ガーデンズ。広い。。まだまだ歩くのか。雨がポツポツしてきた。

おー。ケンジントン宮殿が見えた。

右から3番目の係の女性が、次から次に来る観光客をさばいていた。

入り口前に少し行列が出来ていた。しまった!
予定がない日~~などと言っていたが、つまりは予約をしていないということ。左の入り口から入り、あわてて窓口でチケットを買うが、時刻指定で1時間近く並ばなければならないことが判明した。今時、このネット時代に何たる失態。。。ホテルを出る前に気が付くべきであった。
事前にチケットをネットで買っておけば、入場時間に来ればよかったのだ。

Google Mapで見ても、すぐにケンジントン宮殿公式サイトが見つかるので行かれる方ご注意!

内部は写真不可なので撮っていない。が、英国王室の歴史や絵画の展示が多く、スーベニアショップにもいろいろ王室っぽいキラキラしたタオルやアクセサリートレイ、食器などもあった。故エリザベス女王や、チャールズ王のグッズが多かった。

歴代女王や王の系譜の展示等に故ダイアナ妃の展示は全くなかった。チャールズも皇太子だったし即位前だしそんなものか。かろうじて王室の女性のファッション的な写真集の中に、美しいウェディングドレス姿の写真があったくらい。

今、Mapを見ると、ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェルス・メモリアル・ガーデン(Diana Princess of Wales Memorial Garden)が、ケンジントン宮殿の前にあるらしい。ダイアナ妃がよく歩いていて庭師達と話したりしていた場所。そこには故ダイアナ妃が生きていたら60歳になった年に、子ども達から贈られた彫刻「Statue of Diana, Princess of Wales」があるそう。(私と同じ歳の生まれだが事故で36歳で亡くなった。早すぎる)

王室を離れた故ダイアナ妃のお墓は、実家の方(イギリスのオルソープ・Althorp)にあるらしい。

ケンジントン宮殿の前にある大きな池の周りには、たくさんカモや鳩、白鳥がいた。

一旦バスでホテルに戻り、傘を持ってコベントガーデンに行くことにした。

地下鉄でエンバンクメント駅まで行った。ロンドンアイが見える。
歩いていると「wasabi」という路面店があった。昨日スーパーにも入っていたお店だ。

調べてみるとロンドン中にあるみたい。日本人ではなく韓国人のオーナーがイギリスとニューヨークで展開しているチェーン店(2003年設立)とのこと。ヘルシーだし目のつけどころがいいな。「sushi」はスイスのスーパーマーケットでも売っていたし、サンドイッチくらい普及していた。wasabiには何度もお世話になった。また普段日本では食べないのだが、おにぎりをどうしても食べたくなって、おにぎり屋さんも探したがなかった。(パリにはあるらしいとテレビで観たのだが)やはり日本人は米が主食だなぁ。

コベントガーデンに来た。土曜日でにぎやか。SHAKE SHACKがある(新宿にもあった)。

ロイヤルオペラハウス。この時期、バレエの公演はお休みなのはわかっていたが、一応中に入ってみた。手荷物検査があったが入れた。学生のためのレッスン?みたいなイベントがあったらしい。

今回の旅行の直前に、踊りのお仲間が3月にロンドンで「白鳥の湖」と「マノン」を観たと聞いた。私は聞いた翌日に東京でそのロイヤルバレエ・シネマの「白鳥の湖」を観たのだった。同じ舞台かも。とても良かった。
映画の幕間のトークタイムにいつもちらっと見えるレストラン「Balconies Restaurant(17:30~)」が見えた。いいないいな。
機会があればこの場所でバレエ公演を観たいなぁ。その時はレストランにも来たいなぁ。

ロイヤルオペラハウスの近くの彫刻「Young Dancer」

またコベントガーデンに戻り、お腹が空いたので、階段を下りて適当に席の空いてそうな「The Punch & Judy」というパブに入った。混んでいた。店員さんに「座れますか?」と聞くと「自分で席を探してください」という。中に入ってみると、結構席は埋まっていたが、6人席に父と娘と息子とおぼしき3人がいたところの端の席に入れてもらった。家族で来ているんだ、いいな。(うちもよく居酒屋行くので。笑)
見回すと、隣がビールのサーバーが並んでいるいかにもイギリスのパブっぽいカウンターだった。中の人に、「このビールの小さいサイズと、えーと。。」とメニューを見ようとすると「Fish & Tips?」と言われたのでそれを頼んだ。ポテトもつけてもらった。(観光客とすぐわかったのだろう。笑)
名物のFish & Tipsを食べることができて良かった。量は多めだったがとても美味しかった。

料理が来た時に、先ほどの家族の近くにあったカトラリー入れを取ってもらった。息子さんが「Enjoy!」と言ってくれた。Thank you.

普段食べない揚げ物を大量に食べたので、夜、寝る頃背中の膵臓のあたりがキリキリ痛んだが、翌日には治っていた。良かった。

食事の後、適当にバスに乗りウエストミンスター寺院の方に行った。トラファルガー広場のあたりで渋滞した。休日はこうなのかも。こちらでは市内のバスは普通に2階建てバスなのだ、と知った。

すっかり天気も回復した。
ロンドンって、クレジットカード1枚でバスも地下鉄もタッチで乗れて便利だなぁ。

※ロンドンに着いた日、小物を洗おうと思い洗面台の栓を押し込んだら、元に戻らなくなってしまった。日本と違って元に戻すレバーとかない(古そうなホテルだし)。翌日になっても水がたまったままなので朝、フロントの人に事情を説明し謝って修理をお願いした。ちょっと老けたロックミュージシャンみたいな髪を後ろで束ねたイギリス人フロントマンは、最初私の英語に少しわからないふりをした。隣にいたインド系っぽいフロントマンはすぐにわかってくれて助け舟を出してくれた。イギリス人フロントマンは「I know,I know..」と言い承知してくれた。
その後、出かける時にインド系のフロントマンだけがいた。(さっき渡すの忘れたので)チップを渡し、「これから出かけます」と言って出かけた。
帰ってきたら、先のミュージシャン系のフロントマンがとてもにこやかに明るく「Hi~!」と挨拶してくれた。キャラ変したのはチップ効果なのか?
帰ったら洗面台は無事、修理されていた。

続く

※これも役に立った「地球の歩き方・イギリス

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