コメディ オン ザ ボード 2021・11月公演「花咲く家の物語」(北海道)作:マルセ太郎、演出:永井寛孝

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11月に知人たち「コメディ オン ザ ボード」が北海道で演劇の公演を行うので、ご紹介です。

花咲く家の物語」(2021) コメディ オン ザ ボード (作・マルセ太郎/演出・永井寛孝)
制作:コメディ オン ザ ボード

マルセ太郎さん(1933年12月6日 – 2001年1月22日)は、大阪府出身のパントマイム芸人、俳優、ヴォードヴィリアン、劇作家。昔テレビで観たこともあったと思う。

花咲く家の物語 2021公演:北海道 https://maalab.com/cob-hanasaku/

創作経緯:この作品にはモデルがあります。

それは石川県金沢市にあった一軒のグループホーム「若人の家」です。「若人の家」は1984年に地元の養護施設に勤務する小杉孝志、康子夫妻が「知的障害をもつ人々にも普通の生活を送ってもらおう」という思いのもと、軽度の障害を持つ6人の若者達と、小杉夫妻とその子供達が共同生活を始めた家でした。

マルセ太郎は生前、金沢市で公演するたびにその「若人の家」を訪ね、若者たちと交流を深めていました。

花咲く家の物語2021公演サイト

マルセは自身の公演で金沢を訪れるたびに「若草の家」に立ち寄っていました。この物語は初めてマルセがこのホームを訪れた日から始まります。マルセは、パントマイムで笑わせ、若者たちは自分の近況を語ります。彼らの持っている独特の感性が会話の中で表現され、それは、時に笑いを誘いまた社会の矛盾を鋭く突いていきます。明るくにぎやかな日常。放浪癖のある勝が巻き起こす大騒動や、工場をリストラされたストレスで暴れ回る博との対決など、若者たちが引き起こす事件に翻弄されるのですが、陽子は彼らと真正面から向き合います。

花咲く家の物語2021公演サイト

本作品はマルセ太郎さんが生前最も大切にしていた作品の一つとのこと。
マルセ太郎さん、弱者の心に寄りそう優しい人だったんですね。

★11月公演日程はこちら(チケットを買えるのはほぼ北海道公演のみのようです)

花咲く家の物語
花咲く家の物語