1. ホーム
  2. 健康
  3. HbAlcを下げるには。まとめてみた -血液を良くしたい-

昨年、コロナ禍の6月の血液検査で、かかりつけ医に「週2~3回走るように」言われた私です。

簡単に言うと、血液の悪玉コレステロール、血糖値、HbAlc、中性脂肪などが病気でないレベルで高止まりしており、私の年齢(アラカン)でこの体質では先生の見立てでは「このまま行くと良くない経過をたどる。」でした。

先生は毎日大勢の患者さんを診ています。ある日、血液が良くなった患者さんに何をしたのか聞いたところ、「走り始めました。」だったとのことです。食べもので治しますと言って治った人はいない。運動するしかない。ウォーキングもダメで、週に2~3回、ハアハア言うくらい走らないとダメとのことでした。

で、その後運動を増やし血液の数値は良くなりました。特にHDL(善玉コレステロール)は、68に上がり、 LH比は1.6 になりました。 (LH比は、2を超えると良くない。)

HbAlc(ヘモグロビンエーワンシー) は、6.1 → 6.0 → 5.9 と下がりましたが下がり方がイマイチです。6年前は5.5だったのになぁ。

ヘモグロビンにブドウ糖がくっついたものが、 HbAlc です。最近はあまり甘いものも食べていないのになぜなのか。夜のビールとか赤ワインが悪いのか(きっとこれです)。。

HbA1cの値は、過去1~2か月の血糖コントロールの状態を反映します。血糖値が慢性的に高い状態が続くと、高い値となります。空腹時血糖値との違いは、空腹時血糖値は健診前の食事などで高くなったり低くなったりと影響するのに対し、HbA1cは赤血球の寿命(120日)と関係し、健診前の短期的な血糖値の影響を受けずに、何カ月間もの間変動することがありません。そのため、健康診断直前に食事や運動で何とかしようとしても数値の改善にはつながらないのです。

健康年齢:HbA1cを下げるには、長期的な血糖コントロールが大切

上記のサイトには以下のことが書いてありました。

(1) 食事と食事の間隔が空き過ぎないように (血糖値スパイク予防)

(2) 夕食後の間食・アルコールは控えめに

(3) 野菜や海藻類は、毎食、最初に食べましょう(血糖値スパイク予防)

(4)運動が大切。毎日1万歩ぐらいの運動ができれば理想的

(5)睡眠不足に注意を。睡眠不足は過食や運動量の低下から体重増加を引き起こし、インスリン抵抗性や2型糖尿病リスクを高めるという研究結果もあります。

(6)ストレスが高い状態が続くと血糖コントロールを悪化するともいわれている。休日はリフレッシュしてストレス解消を。

夕食後のアルコールはやめよう。(夜中に目覚めることも減る。)

また週3回は運動をするため、雨で公園を歩けない時はスポーツクラブにも行こうと思います。

長寿化で人生、まだ30年もあるかも知れない(!)。健康寿命をなるべく長くしたいものですね。一緒にがんばりましょう。


糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた(著:堀江貴文)」を読みました。堀江貴文さんはSGLT2阻害薬を予防的に飲んでいるとのこと。そういう新しい薬があるのですね。ここ10年で糖尿病がどのような病気かという本質が問い直されているとのこと。

生物にとって最も大事なことは、恒常性が保たれている、ということ。睡眠・目覚め・ホルモン分泌・体温変化・血圧と血糖の高低など様々な生理機能を24時間周期で行われておりこれを「概日リズム」という。これが崩れると心と体に変調・不調をきたす。これが「体内時計」で、脳にある「親時計」と、全身の細胞にある「子時計」で、自律神経やホルモンを通じて連動している。親時計は朝の光を感じることで外界の時刻と一致させ、子時計は朝食に糖質とタンパク質を摂ることで親時計と同調する。

「糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた」 堀江貴文

やはり朝食は抜かない方が良いようです。

糖尿病は、かつてはインシュリンの効きが悪い病気という膵臓の病気だった。1990年代に入ると、糖尿病患者さんには認知症が多いことが問題となった。糖尿病はさまざまな臓器の「代謝」に悪さをする病気じゃないかとわかってきた。
2009年インクレチン関連の、DPP-4阻害薬(経口薬)登場、2020年・GLP-1受容体作動薬(経口薬)登場。2010年は「糖尿病治療維新」と言われている。
そして2014年、 SGLT2阻害薬が登場した。これは腎臓に作用して、尿から糖の排出を促し血糖値を下げる。

今では糖尿病は「腎臓の病気」説となっているらしい。

しかし、糖尿病治療の根幹はあくまでも食事と運動です。薬は飲まない方が良いに決まっています(薬を代謝するために腎臓が使われてだんだん傷んでいく)。
この本には摂るべき油の種類や、ベジファースト、糖質5分後回しダイエットなども書かれています。
そして糖質制限ダイエットは危険であること、65歳以上は逆に肉もよく食べた方が良いとも(フレイル・サルコペニア予防)。

よく覚えておきます。


堀江貴文さんの「120歳まで生きたいので、最先端医療を取材してみた」を読みました。↓↓

「120歳まで生きたいので、最先端医療を取材してみた」(著:堀江貴文)を 読んだ
海中の魚
コロナが終わったら行きたいところがたくさん