11月上旬、和歌山県の熊野三山をドライブ&温泉旅してきた。前から行ってみたかったところ。
時々、ひとりになってまとまって考える時間を持つとすっきりと頭が整理されるのでおすすめ。普段ひとりの場合は、時々家族や友人で旅行するのが楽しい。
全国旅行支援を使ったら、クーポンをもらった。一つの宿に一泊すると、二日以内に3,000円使わなくてはならないゲーム。旅程のどこで使うか思案のしどころ。笑
行ったところ↓
1.午後出発で暗くなってから南紀白浜空港に着き、温泉に一泊。
翌日の朝、グーグルマップで「とれとれ市場」なるショッピングセンターを見つけてお土産を買う。ここは和歌山のお土産や食べ物がなんでも揃うと思う。
人工甘味料スクラロースを使用していない梅干しを探したら、ひとつのメーカーしかなかった。ホテルでもらったクーポンのうち、一枚の日付が修正テープで修正されており使えないと言われてしまった。ホテルに電話して持ってきてもらった。感謝。
2.熊野本宮大社へ行く。
茶房珍重庵 本宮店で温かい大根蕎麦と、冷やし小倉白玉で腹ごしらえし、石段150段ほどを登って参拝。千木が金色に輝いていた。
その後、熊野本宮大社旧社地の大斎原に行く。大昔に川が氾濫し、ここから小高いところに移転したらしい。ものすごく大きな鳥居がある。近くの小高いところを運転していても見えたので、大きい必要が。
大斎原は、今でも神聖な場所とのこと。
3.二泊目の川湯温泉の旅館みどりやさん。
明るいうちに温泉に行くと、温泉着を着て川にある露天風呂に入れるという。最初入るつもりはなかったが、せっかくなので温泉着を着て行ってみた。温泉に入りながら川を見る解放感。他に誰もいなかった。
夕食は、バイキング付き。関西の団体客が行列であった。
お土産にレトルトの鹿肉のボロネーゼとカレー等を購入。
4.玉置神社へ行く。途中で昨日行った大斎原の横を通るともやのかかった幻想的な古道の景色であった。
玉置神社は熊野三山の奥の院と呼ばれているらしい。自家用車しか入れない山道なので、大々的にはPRしていないっぽい。山道を行くと車が一台しか通れないような道となる。
途中の橋の欄干に猿が二匹いて、片方と目が合った。猫も誘導するように走って行った。鳩、セキレイもいた。
駐車場展望台に着いても景色はもやで何も見えなかった。幻想的な景色の中、山道の参道を進み、お参り。
神代杉。
5.次は車でかなり走って熊野速玉大社。お参り後、何かお昼ご飯を探したが、火曜日定休日が多いらしくどこも閉まっていた。評判の良い柿の葉寿司のお店があったのだが残念であった。そろそろ和食を食べ過ぎていたので、インドカレーを食べる。
急にソフトクリームを食べたくなり食べたり。ひとり旅の良さは勝手気ままに行動すること。起きたい時に起き、寝たい時に寝る。食べたいものを食べる。自分を尊重する(普段もほぼやりたいようにやっているのだけど)。笑
6.那智勝浦の入り江の奥まった場所にある「なぎさや」。眺めがプライベートビーチっぽくなっている。温泉からも海が見えて良かった。硫黄の温泉。食事が美味しい。鴨鍋あり。二泊。翌日の夜はメニューが異なる。
7.3日目はメインともいえる熊野那智大社・飛瀧神社(那智の滝)・青岸渡寺。
社務所の駐車場から。結構歩いた。ここに来るには足腰に問題ないうちが良いと思った。
那智山・青岸渡寺は、西国三十三所観音霊場の第一番札所で世界遺産。昔ここに義父と義母が旅行に来た時、嫁である私に水晶のお数珠を買ってきてくださった。今でも大切に使っている。
ここでは亡くなった人に「塔婆供養」なるものができるとのこと。薄い木の札に亡くなった人の名前を書いて納めると、まとめて焚き上げ供養してくれるそう。私も亡くなった父や義父、知人の供養をお願いした。たまたまそばに、永代供養をお願いしている家族がいらっしゃり、ほどなくお経が始まった。
青岸渡寺では息子二人のために、黒壇のお数珠を購入。友人によるとお数珠は親が買ってあげるものらしい(と聞いた)。
那智の滝。前日に雨が降ったおかげか、虹がずっと出ていた。
お土産屋さんの美山亭でお昼ご飯。おでん定食。お土産の小さい海老せんべいが美味しかった。また行ったら買いたい。帰りの空港でも売っていなかった。
クーポンはガソリンスタンドでも使えた。かつおの藁焼きのタタキを買って帰った。めはりずしも食べたし楽しかったなぁ。
今度は家族と来たい。