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  3. アプリで判明 日本人の睡眠時間

「Sleep Cycle」というアプリを2013年1月から使っています。寝る時に枕元に置いて、起きる時刻をセットするもので、起こす音楽も選べるやつです。かれこれ8年使っています。

起きるべき時刻の30分前から、音楽が小さい音で流れてきて、そのうちだんだん音が大きくなってストレスなく起きられるアプリです。快眠度、入眠時刻、睡眠時間、日中に行ったこと、月の満ち欠けによる影響、天気による影響などもわかる。

8年間の全期間の快眠度グラフがこちら↓

いつ見てもオランダは最高で、81%、クウェートは最低で65%、日本は67%なんですね。日本は韓国と並んで睡眠時間が短いらしいですが、みんなもっと寝た方がいいですね。

私の平均は74%ですが、8年前は65%くらいの頃もありました。その頃はブラック企業にいて辛い時代であった。途中から快眠度が上がっているのは、その頃病気をして、それからは意識して早めに寝ることにしたからです。

睡眠時間は多い方が快眠度は上がります。

過去7日間はこちら。↓ 

私、めちゃめちゃ寝てますね(笑)。オランダはいつでも80%越えですごいなぁ。サウジアラビアが最低で65%、日本は67%で変わらず。認知症予防のためにも最近はたくさん寝ることにしております。

睡眠中の脳内では、アルツハイマー病の原因のひとつとされるβアミロイドなどの毒素が、まるで洗い流されるかのように除去されている──。このメカニズムを、米大学の研究チームが解き明かした。

wired.jp

過去30日間はこちら↓

今度はイランが最低で63%ですが、中東の国は快眠度が低いのが気になりますね。何故なんだろう。オランダは安定して快眠度は高いようです。

睡眠の重要性、得られる効果とは、

疲労回復

睡眠のリズムの中で、深い睡眠(ノンレム睡眠)が得られるほど、体内の修復・回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、体内での代謝活動が促進されます。脳も休まり、自律神経の働きが整うため、ストレスからの回復・耐性も向上します。

肥満防止

食欲をコントロールするホルモンを適切に分泌させることで、余分なカロリー摂取を防ぎ、身体の代謝を促します。充分な睡眠がとれるとエネルギー代謝を促進するホルモンが働き、太りにくい体質づくりに役立ちます。
また別の本には、「交感神経の緊張が続き、ストレスから発生する糖質コルチコイド(副腎皮質ホルモン)の過剰分泌による血糖上昇から、高血圧・高血糖が起こりやすくなります。さらに進行すると糖尿病や狭心症・心筋梗塞などの生活習慣病を発症するリスクが高まります。」とありました。

ストレス解消

充分な睡眠をとることで脳内の疲労を解消し、内分泌系のリズムを整えることで、ストレスの解消につながります。ストレスによって発生するコルチゾールは過剰になると脳の海馬を委縮させ、過剰な不安感に襲われるなど抑うつ状態につながるリスクを持っています。

肌質の改善

睡眠中に分泌される成長ホルモンは肌のターンオーバーを向上させ、美しい肌質を作るのに不可欠です。

記憶の定着

睡眠には覚醒時の体験を整理し、記憶として脳に定着させる働きがあります。
深い眠り(ノンレム睡眠)で体験から得た感情や事柄を整理し、浅い眠り(レム睡眠)で記憶として定着させるリズムを作ります。
受験生は夜は寝た方が良いと言われていますし、昼休みに10分間の仮眠を取ることを推奨した福岡県立明善高校の東京大学合格率が2倍になったニュースを読んだことがあります。


睡眠の問題で生じる経済損失は日本だけで約15兆円と試算されており、国内総生産(GDP)比で見ると約3%にも上るらしい。

ちなみに、HUAWAYのスマートウオッチをいつも身に着けて運動時の心拍数を測っていますが、睡眠時間も測れて楽しいです。ただ、HUAWAYのはスマホの住所録と連動しない設定にしているのにも関わらず、着信があるとスマートウオッチが知らせてくるという怪しい代物です。

やはりこちらの方がいいなぁ。↓

sleep
Cat and dog sleeping together. Kitten and puppy taking nap.