臨床家・鍼灸師の若林理砂さんの本の備忘録です。シンプルでわかりやすい。
最新医学、西洋医学ときて、東洋医学も読んでみました。
【化粧品はお肌に浸透…しません!(むしろ簡単にしみこんだら大変なことになる)】というネット記事を書いていたのがこの方でした。
分子量500以下のもの・水にも油にも溶けるものでないと皮膚からは吸収できないとのこと。水やインドメタシン・ボルタレンの塗り薬は皮膚を通過できるが、ヒアルロン酸・コラーゲンは分子量が大きすぎて皮膚からは吸収できない。
「水、界面活性剤、香料」は皮膚を通り抜ける。
私はパラベンが皮膚にしみこむか気になっていたので読んでみました。
調べてみたらパラベンの分子量は、194.2271なので、皮膚にしみこむようです。
高い化粧品を買って有効成分はしみこまず、保存料や界面活性剤だけがしみこむとしたらちょっとつらい。
若林さんは、保湿にはオイルを使っており、「乳化剤」が使われている乳液は使わないとのこと。
ビタミンCは食事から摂るのが正解。
疑問を持ったらすぐ調べられる世の中になっていますね。1冊ではなく複数の資料を見て、自分にあったものを考えるのが良いかもしれません。売る側の論理や広告にだまされないためにも。
★東洋医学式 女性のカラダとココロの「不調」を治す50の養生訓↓↓
・小学校の家庭科で習った栄養所要量にならい、バランスよく食事を摂ると、太りも痩せもしない。野菜類・タンパク質・糖質油脂のひとつでも足りないと余計に食べたくなるらしい。確かに。
野菜多め、タンパク質しっかりを心がけると消化するのに時間がかかりなかなかお腹が空かない。確かに。
★絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話 ―「寝る・食う・動く」を整える―↓↓
・「ハレ」と「ラク」が招く不健康・・・日常生活は「ケ」です。ハレが多すぎると身体と心が悪くなる。酒の飲みすぎ、甘いもの脂っこいものの食べ過ぎ、野菜を食べない、遅くまで起きている、ずっとゲームばっかりやっている等は時々にして、も少し地味なケの生活にしておくのが大切です。そうすると、たまのハレがとっても幸せ。メリハリが大事です。
「ラク」にも気を付けよう。運動不足、ほとんど歩かない、日にあたらない、働きすぎ・休まない、動かない等は身体や心を損ないます。人間も動物なので意識して動かないと、歳とって動けなくなります。