2022年11月27日(日)13:30~ 東京文化会館ホール
もう二か月も経ってしまったが、備忘録として。
東京に居ながら世界の劇場に座っているかのような幸せな時間だった。
世界のトップダンサーの踊りを観ることができた。
ロンドンのコベントガーデン、パリのオペラ座、モスクワのボリショイ劇場、等々。
マニュエル・ルグリはパリ・オペラ座出身で、ウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督を務めた後、ミラノ・スカラ座の芸術監督をしている。
この舞台で踊るのは最後にするとのことなので、ファンとしては観ない訳にはいかない。
初めて舞台で観たザハロア。顔が小さくてお人形のよう。
オシポアのコンテンポラリーも珍しい。東京に居ながらレアなものを観られたなぁ。
クラシックの有名な踊りやコンテンポラリーが次から次へと、詰め合わせになったお菓子のように味わえた。わくわくの楽しい時間であった。
以下、プログラム・・・
「海賊」
振付:マリウス・プティパ 音楽:リッカルド・ドリゴ
マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ
「インポッシブル・ヒューマン」・・・これは7月のロイヤル・バレエ・ガラでも観た。好き。
振付:アーサー・ピタ 音楽:ベヴ・リー・ハーリング
エドワード・ワトソン
「病める薔薇」
振付:ローラン・プティ 音楽:グスタフ・マーラー
エレオノラ・アバニャート、マチュー・ガニオ
「Russkaya Solo」
振付:カシヤン・ゴレイゾフスキー 音楽:ピョートル・I・チャイコフスキー
ダリア・パブレンコ
「Wind and Clouds」 <世界初演>
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:エツィオ・ボッソ
エレナ・マルティン、パトリック・ド・バナ
「Ashes」
振付:ジェイソン・キッテルバーガー 音楽:ゴラン・グレゴヴィッチ
ナタリア・オシポワ
「Árbakkinn」<日本初演>
振付:シモーネ・ヴァラストロ 音楽:オーラヴル・アルナルズ
エレオノラ・アバニャート、マニュエル・ルグリ
「ジュエルズ」より ダイヤモンド
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・I・チャイコフスキー
スヴェトラーナ・ザハロワ、ダニーラ・コルスンツェフ
休 憩
「メディア」
振付:ホセ・グラネーロ 音楽:マノロ・サンルーカル
エレナ・マルティン
「シェヘラザード」
振付:ミハイル・フォーキン 音楽:ニコライ・リムスキー=コルサコフ
ダリア・パブレンコ、ダニーラ・コルスンツェフ
「Somebody Who Loves Me」 <世界初演>
振付:アーサー・ピタ 音楽:ジョージ・メリル、シャノン・ルビカン
ナタリア・オシポワ、エドワード・ワトソン
「ランデヴー」
振付:ローラン・プティ 音楽:ジョゼフ・コスマ
エレオノラ・アバニャート、マチュー・ガニオ
「Digital Love」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
スヴェトラーナ・ザハロワ、パトリック・ド・バナ
「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクス
マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ
「The Picture of…」 <新バージョン>
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:ヘンリー・パーセル
マニュエル・ ルグリ
やっぱりライブはいいなぁ。
両隣の方も、もちろんオペラグラスを持参していた。
東京文化会館で貸してくれる双眼鏡はこのシリーズ(ビクセン・アリーナ)。
バレエには8倍がちょうど良いらしい(独自調査による)。↓
オリンパスはこちら。
3月にはハンブルクバレエ団が来てくれる。6月にはロイヤル・バレエ団、今年はパリオペラ座バレエ団も来るとのこと。全てには行けないけど楽しみだなぁ。