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  3. 50歳過ぎたら絶対に運動するべき理由

ここ10年ほど週1で運動していました。

日曜日にジムへ行って、2時間は大汗をかきながらダンスのクラスに出ていました。

走るのは嫌いだし、クラシック音楽と共に踊るダンスなので気分だけは優雅で断然楽しい。ホントストレス発散になります。平日はフルタイムの勤務をしていたので日曜日だけでした。

が、運動はしていると思っていました。

歳のせいかLDL(悪玉コレステロール)とヘモグロビンA1c(血液中のブドウ糖がヘモグロビンとくっついた糖化ヘモグロビンの過去数か月の値)が数年間高止まりしていましたがあまり気にせず、「運動しているから大丈夫だ」と思っていました

しかし!!

昨年6月の血液検査で初めて血糖値も高値になっており、ついにかかりつけ医から通告が。

医者
医者

うーーん。。これは良くない。こういう体質の人はこのままいくと年齢と共にコレステロールと血糖値がもっと上がり、間違いなく腎臓が悪くなります。

わたし
わたし

がーーーーーん

糖尿病で毛細血管がダメになり、それをろ過する腎臓が悪くなる。腎臓の組織は一旦壊れると元に戻ることは、ない。寿命が延びているし、人工透析になるリスクも高くなる。

医者
医者

改善するには運動するしかありません。それもウォーキングじゃダメで、ハアハア言うくらい走ったりしないと。それも、週2回から3回はやらないとダメみたいです。

わたし
わたし

・・走るのキライ・・・辛いしなぁ。でも走るしかないかも。

もう週1回の運動じゃ駄目だったんだ。週1の運動し溜めはダメだってことね。。

【2020年6月4日】私の値(女性:50代後半)

  • 中性脂肪(30~150の範囲だとOK) = 99
  • LDL(70~139) = 132 ←数年前からLDL下げる薬飲んでるのにこれ
  • HDL(40~77) = 63
  • LH比(~2) = 2.1 ←これが特にマズいらしい
  • 血糖値(60~110) = 109 ←これがヤバい。糖尿病ギリギリ?!
  • ヘモグロビンA1c(4.6~6.2) = 6.1 ←これもギリギリ

先生によると、

医者
医者

過去にコレステロールなどが下がった人に、何をしたのか聞いたら、走ることにしたって言っていました。

医者
医者

食べるもので治しますって言って治った人はいない。運動だけが効果があるようです。

医者
医者

僕も仕事終わりは疲れちゃって、なかなか週2で運動できないんですけどね。。

先生は毎日何十人も診ているため、知見がある。説得力がある。

もう覚悟を決めた。

わたし
わたし

決めました。明日から走ることにします!!

帰りに、ユニクロでランニング用のショートパンツを買って帰ったのを覚えています。笑

ちょうどその頃、4月から仕事の方も会社の都合でフルタイムから週3日勤務になっていたので、やるしかありません(その時二か月自宅待機でした。公園歩きはやっていたけど歩くのではダメらしい)。もはや仕事より命が大事です。目に見えない誰かからのお知らせ、天啓かも知れません。

コロナも少し落ち着いたタイミングもあり、6月からやっと開いたダンススタジオに週2回通うことにしました。下手なりにも。人目も気にせず。。

その他一日おきくらいに、テレワークの前に、朝の公園で速足や小走りを繰り返したりして汗をかくことにしました。

そして6月から約3か月経ち、8月の末にまた血液検査をしました。

すると!!ちゃんと改善されていました!

【2020年8月31日】

  • 中性脂肪(30~150の範囲だとOK) = 49
  • LDL(70~139) = 101
  • HDL(40~77) = 63
  • LH比(~2) = 1.6 ←これが下がって良かった!
  • 血糖値(60~110) = 99 ←何とか少し下がった
  • ヘモグロビンA1c(4.6~6.2) = 6 ←少しだけ下がった

LH比とは、LDL(悪玉コレステロール)とHDL(善玉)の比率で、よく運動をするとHDLが上がってくる。体質でHDLが高いうらやましい人もいる。

3か月でこの結果だったのでひと安心し、そのまま運動を週2で続けています。その後7か月経ったのでまた検査しないと。ヘモグロビンA1cがもっと下がっているといいな~。

先日、かかりつけ医の先生に会いました。

医者
医者

運動続けているならきっと大丈夫ですね。僕も週2回運動するようになりました。体重も3キロくらい落ちましたよ。

なんと、先生もがんばって運動することにしたそう。私も3キロくらい落ちたのだけど正しい結果のようです。ふくらはぎは全然細くなっていないけど(汗)、確かにお腹周りの内臓脂肪は減ったかも。

とりあえず結果が出て良かった良かった。

ずっとフルタイムでの仕事にこだわり、座り仕事をしていたのも良くなかったのかも。座り仕事は寿命を縮めるといいます。体質にもよるけど、私の場合は50歳過ぎたころからLDLが上がったり悪くなっていった。ホルモンの関係も大きいと思う。

若い時は何を食べても内臓がちゃんと処理してくれるけど、50歳過ぎたら気を付けるべきでした。皆さまもお気をつけて。

当たり前ですが人間も動物なので、食べる物と運動がとっても大切ですね。

という訳で、もはや運動しない選択肢はありません。


あれから8か月、運動を週2回続けて2021年5月に血液検査して調べたところ、他の値はそれほど変わっていませんが、HDLは63から68に上がっていました。HDLは運動で増えるとのことなので良かったかも。ヘモグロビンA1cは、6.0から5.9に少しだけ下がっていた。主治医には「よく頑張っているよ」と褒められました。笑


以下、追記

堀江貴文さんは、予防的に最新の糖尿病の薬を飲んでいるとか。日本人はそれほど太っていなくても糖尿病になってしまう。インシュリンの出が悪くなり、糖を脂肪に変えられず血液中にあふれさせてしまう。そして血管が壊れていくという。糖尿病は「サイレントキラー」だ。
アメリカ人は膵臓が強いのでインシュリンをどんどん出して糖を脂肪に変えられるので太る。
堀江さんはこういうことを国が主導してもっと啓蒙すべきだと言う。
予防医学の面でも日本はアメリカなどに10年は遅れているらしい。

実は、僕は2年前から、糖尿病の治療薬「SGLT2阻害薬」を服用している(自費診療)。と言っても、糖尿病を患っているわけではなく、予防を目的とした体重コントロールのためだ。

堀江貴文さんが最新の「糖尿病治療薬」を飲む理由

堀江貴文さんは、2021年5月1日(土) 糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた (祥伝社新書) という本を出されました。読んでみようと思います。日本人の6人に一人は糖尿病になるそうです。気をつけよう。

また、堀江さんはクラウドファンディングを行い、映画「糖尿病の不都合な真実」(←こちらから観ることができます)を発案・制作されました。(制作:『糖尿病の不都合な真実』製作委員会)

脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方 Kindle版
ジョンJ.レイティ (著), エリック・ヘイガーマン (著), 野中 香方子 (翻訳)

血管をよみがえらせる食事 最新医学が証明した心臓病・脳疾患の予防と回復
コールドウェル・B・エセルスティン (著), 松田麻美子 (監修, 翻訳)